1985-05-31 第102回国会 衆議院 大蔵委員会 第28号
ちょうど合うちの山口事務次官が農林担当の主計官をしております当時の資料をこの間私ちょっと見ますと、木炭生産者が十五万ぐらいおるのです。これはまことに高度経済、いわゆる燃料革命で木炭はほとんどそのニーズがなくなってきた。ところが、高度経済成長の中で自然に、公共事業の労務者の中へ吸収された人もあるでございましょうし、高度経済成長のときでございますから、他産業へ若い人が比較的吸収された。
ちょうど合うちの山口事務次官が農林担当の主計官をしております当時の資料をこの間私ちょっと見ますと、木炭生産者が十五万ぐらいおるのです。これはまことに高度経済、いわゆる燃料革命で木炭はほとんどそのニーズがなくなってきた。ところが、高度経済成長の中で自然に、公共事業の労務者の中へ吸収された人もあるでございましょうし、高度経済成長のときでございますから、他産業へ若い人が比較的吸収された。
そういう形の中で葉たばこ問題というのが別の次元で解決がついてしまった場合には、いわゆる葉たばこ耕作者という問題は、かつての木炭生産者というものがなくなって、あるいは木炭の販売店がなくなってプロパンにかわった。そういう大きな革命の時代が皆無とは言えないかもしらぬ。しかし現実は考えられないのじゃないか。
共済制度のあり方を諮問する、その結論が出たならば、これについて実施をする方向で考えておるような全体の御答弁でありますが、私は、もはやこういう問題はあまり遷延日を追うことをせずに、すみやかに四十年度から、木炭の共済制度については、国も応分の財政支出をし、県にもそれ相当の支出をさせ、また製炭者にもある部分の負担をさせて、三者協力でこの木炭の被害に対する共済制度を確立するということをやらなければ、この木炭生産者
それで次に、一番この木炭生産者にとっては、その炭がまが全壊したということが致命的な損害になっておるわけでありまして、したがって、先ほど政務次官が言いましたように、天災融資法発動と同じような行政措置を関連したものはとっていくように配慮をするということでありますから、炭がまの復旧に対してもこれは特段の配慮を農林当局としてはとってもらいたいわけですが、そういう点についてはいかがお考えになっておるかということをまずお
これについて政府は一体どういう具体的な――政府として産業の中でも最低の地位に置かれている木炭生産者に対する共済制度というものを実施する御意向があるのか。あるとすれば、一体どういう構想の中にそれが準備をされているのかを、この機会にお伺いしておきたいと思います。
○政府委員(田中重五君) お説ごもっともでございまして、まあ、今後の代替燃料の進出とさらにその価格の面等を考慮いたしましても、ある程度のなお普及が予想をされますだけに、木炭の生産の見通しにつきましては、十分に計画的な見通しを立てまして、そしてその木炭生産者の個々のそれぞれの生産の見通し、それからその生産者の事業の転換、そういうことをはかりまして、農家の家計の支障にならないようにできる限りの措置を講じてまいりたいと
○渡辺勘吉君 実態を把握されることはもとよりあたりまえのことであって、検討するということじゃなくて、そういう過去の事例もあるのですから、実態が報告されたごとくであるならば、これは実施をするということで、前向きにひとつ対処してもらわぬと、これは何もよけいな金を引っぱり出そうとか、そんなさもしい根性で私は言っているのじゃなくて、少なくとも、この木炭生産者の実態というものは、農林省もよくわかるように、その
○野溝勝君 どうもこの木炭生産者は、今のお話のように、近代的のエネルギーの発展から需要量も生産量も減ってきた。残されたものは非常に哀れな生活様式を送っておるのですが、これらに対しまして他のエネルギーに参加されている生産者と同じように、金融の問題、あるいは住宅の問題、あるいはその他価格等の問題、こういうような問題に対して平均化すべく努力をされたことがあるのでございますか。
○野溝勝君 長官も御承知のとおり、木炭生産者というものは、大体専業的のものもあれば、零細農の兼業農家のものも含まれているのですが、この数は現在どのくらいになっておりますか。たとえば専業木炭業者、兼業木炭業者といいますか、生産者はどんなふうになっておりますか。
そういうことになったら木炭生産者は大へんなことになると思いますので、品目別に現状と将来がどうなるかという表を一つお出しを願いたい。 それからもう一つお伺いしたいのは、そういう結果、荷主が自分でやりたいというような場合には、独占的な機構というものに対して特例を当然私は認めるべきであると思いますが、そういう措置を簡便におやりになる意思があるかどうか。
御存じのように、現在熱資源の変化によりまして木炭生産者は非常に不安な立場に追いやられておるのでございますが、これに対しましていわゆる需給調節のための融資というようなことを考えておるようであります。これも必要でございましょう。
また、当面行き詰まっている酪農の対策、この春までは奨励策をとっていながら、急に減産を強制して、その上、繭価格まで引き下げようとして、農民に希望を失わせている養蚕対策、手間賃も出ない木炭生産者に対する対策、急傾斜地帯、開拓地等畑作地帯の干害対策、これらについてもお伺い申し上げたいのであります。 次に、農業問題に関連して、今次台風の災害対策についてお尋ねいたします。
を取扱う業者の方の資本が生産者の方に流れて、生活費なり製炭のいろいろそういう金融面をそういう業者の人が最初からつけておって、できたものが農協に流れていかずに、そういう業者を通じていくというようなことが原因ではなかろうかと思いますが、その点で農協等の指導も悪い点もありましょうけれども、結局生産者に信用力がないということで農協の方も十分な金融ができないということもあろうかと考えますので、その点は特に木炭生産者
○柴田栄君 生産の実績あるいは集荷の実績等を見ると、相当に余力があるにもかかわらず、かなり高い値段で、需要期に向ってさらに強いという状況で、木炭生産者にとって果してこれがそのように影響されておるかどうかという点が一つ、相当問題だと思うのですがね。
また事務当局の方々でも、末端の木炭生産者でも、今各方面から質疑が出たように、いろいろな事情があります。これを放つておいたならば、今いくらか金を持つている者は、これから暴落したものを買取り、そしてまた寒さを迎えて暴騰したころに、莫大な利益を得るというようなことになつて、生産者なるものはこつちで裸にされ、あつちで踏まれるというような事情になるのではないかと考えられるのであります。
こういうふうなことがおもなる原因として、今度は全國の木炭生産者に迷惑をかけたのだと考えております。
その間の金融というものは、まつたくどこからも出る道がない、生産者が苦心してやつておるというようなわけでありますが、特に木炭のごときは、生産されるものはことごとく政府の買上げになるのであるから、これは單に生産されたものが指定の倉庫なりに出る前において、何とかしてこの零細な木炭生産者に対して、ある程度の前渡しなり、あるいはまた買上げ地点をかま前、つまり炭を燒く所まで伸ばして行つて、そこで買つてもらいたいという
○石神委員 木炭生産者はその使命の重大なるにかかわらず、社会より惠まれること薄く、生産條件において最低の線位におるのは遺憾であるから、労働力を維用し生産の増強を図るために必要欠くべからざる最低のものとし衣料の特配を図られたいというのである。
第四八〇号) 土地改良事業の促進に関する陳情書 (第四八一号) 宮崎縣の土地改良事業費國庫補助増額の陳情書 (第四八九号) 牛乳の供出制度に関する陳情書 (第四九一号) 鹿兒島種畜牧場存置の陳情書 (第五〇〇号) 松樹の害駆除に関する陳情書 (第五十四号) 東海北陸の土地改良事業費國庫補助に関する陳 情書 (第五〇八号) 薪炭需給枠拡大に関する陳情書 (第五一四号) 木炭生産者
生産の價格につきましても、御承知の通り最近では木炭生産者組合なんかの主張によりますと、一俵の生産費が五十円についているという要求が非常にある。御承知の通り何らの文化、施設にも惠まれない山の奥はおいて、いわゆる奥山暮しをしておりますがこの人たちの生活の状態を見ますと実に悲惨であります。
そこでお話のような点で、ただ生産者價格と消費者價格のマージンが余り開き過ぎると、その際において生産者價格は決つて、それに農民の方で、木炭なら木炭生産者の方でペイすればいいが、消費者價格が非常に高いと、何か自分たちはごま化されておるのじやないかということで、生産者側で感情的な不平があることは分るのでありますが、そこでそういう点は論理は、プール計算というものをどうしてもやれば、結果的にはそうなることは分
ゆえに木炭生産者の諸君は、非常に不愉快な感情をもつて、極端に言えば思想惡化の傾向をたどつておる。そういうことはあつてはならない。なるべくこの幅を最小限度にして、でき得る限り消費大衆により安く配給させるということが、あなた方の多年唱えておられる社會主義政策の上において、最も望ましいものであると私は思う。